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日本(内地)の土地制度(歴史)大化の改新から平安末期(鎌倉初期)まで。

(2014年09月21日)

さてと、解体屋のおじさんです。こんにちは。
今日は日本の土地制度について語りたいと思います。

日本の土地制度って大化の改新で始まった大宝律令がどんどんグズグズになって、太閤検地の時代に突入するまでは・・・物凄い比喩ですが、なんと「脱税天国」だったのです。まじで(^^;;

よその国なら普通だったら易姓革命が起こっているレベルなんだけど、律令制度を崩壊させた藤原氏自身がトップに立とうとしないもんだから・・・なんで院を打倒してトップに立とうとしないんでしょうね?後の天下人に関してもですが。

ちなみに、「院/御所/内裏」とは天皇のことを指します。平安時代中期くらいから、そういう風に呼称されるようになったわけです。

閑話休題、始めます。

まず大宝律令ってのは「日本国全土の土地は国が所有権を持つ」というところから開始します。
人民は朝廷から土地を借りて耕すわけですね。租庸調といった納税義務も発生します。

一応そういった事にはなっておりますが、ここで藤原氏はシステムに穴を開けはじめます。
きっかけは「墾田永年私財法」

人民が開墾しても国の土地にしかならないし、納税義務も背負うから怠けてしまう。
なので、開墾した土地は国のモノとせず、私財として認める。そういう法律です。

これにより、資本を持つ大貴族や寺院は資本を投入して(解りやすく言うと人を使って)土地の開墾作業を開始していくわけです。
当たり前の話ですが、一人で開墾するよりも多人数で開墾した方が効率が良いですし、開墾している途中でも飯は食わなくてはならないから、お金を持っている貴族や寺院の方が土地を私有しやすいわけです。

さらに藤原氏は手を打ちます。
それが「不輸の権」と「不入の権」

大寺院や大貴族は開墾した土地を自分のモノにすることができ、その土地は租税は免除し(不輸の権)検非違使の立ち入りも認めない(不入の権)

検非違使とは警察みたいなものです。開墾した土地を藤原氏に献上すると租庸調(税金)免除しますよ、警察も入りませんよ、とそういうシステム。これが荘園というシステム。

これにより日本全国が荘園になっていきまして、挙句の果てには天皇家まで荘園持ってしまった。
律令システム崩壊ですね。この時点で、よその国だったら易姓革命となる。でも、藤原氏ってトップに立とうとは思いませんので・・・

羅生門って知ってますか?国が管理する門は壊れているのに、藤原氏は黄金の平等院鳳凰堂とかを建てて贅沢三昧。
それを綴った小説です。

全国が荘園化しました。警察も入らない土地だらけだから、農民は武装しないといけません(武士のおこり)
さて、次の時代はどういった時代になるでしょうか?

それは実際に開墾した人たちが土地を持てる時代の登場です。
荘園化されてる時代なら、自分たちでグループつくって土地を開墾しても、藤原氏に寄進しないと税金免除できない。

でも、免税された自分の土地が欲しい。だって自分たちが開墾したんだから。

平将門、平清盛、源頼朝、この三名は農民(武士)の土地の私有化を考えてグランドデザインを描こうともがき苦しんだ人たちです。

将門は自分が「新皇」となって土地を私有化しようと試み、平清盛は摂関政治を真似して太政大臣となることによって私有化しようとし、最後の頼朝は「征夷大将軍」の拝命と幕府の設置、そして国司、守(かみ)、介(すけ)、掾(じょう)、目(さかん)とは別の「守護/地頭」の設置(任命権は幕府)によって、全国の武士を守護と地頭に任命することによって不動の地位を獲得することに成功した。

国司はそのまま存在し、荘園も存在する。だが、幕府が開墾した武士を荘園の地頭に任命して荘園領主からの年貢を何割か取ることに成功した。だって実際に開墾したのは、その武士と仲間の農民たちなのだから。

これにより東国の支配権を擁立し、さらに全国政権へと拡大させることに頼朝は成功することになったわけです。
でも、頼朝の前の時代にも、試行錯誤は有りました。それは忘れないでおいてください。

失敗した人たちだって農民の事を考えて新しい時代を作ろうと動いていたわけですから。
さて、今日はこれにてタイピングを止めたいと思います。

律令制度、荘園、守護、地頭。この四つが鎌倉時代には並行して存在するわけです。そこから更に流れは進みますが、その話は次回にします。
コーヒータイム、お疲れ様です。( ^^) _U~~

PS:
自分の日本史ブログは井沢元彦氏の「逆説の日本史」シリーズの影響を受けて書いております。
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